頭を悩ませる問題を一時間以内に解決する方法。本棚から歴史に関する本を抜き出す。それがプレスコットの「メキシコ征服記」だろうがスエトニウスの「ローマ帝王記」であろうとかまわない。そして行き当たりばったりのページをおもむろに開いて読む。読めば読むほど、私たちは世界が常に苦悶にあえいでいること、文化が常に破滅の一歩手前にあったことを痛感するのだ。歴史書の各ページは、戦争、飢餓、疫病、人間同士の非人道的行為について余すところ無く述べられているなるほど現実派ひどいには違いないが、過去に比べて対極的には世界はだんだんよい方向に向かっていることが把握でき、私の悩みもありのままの姿から検討できる
ロジャー・バブソン Roger Ward Babson